「英語は言葉」、今年も変らず!!
2013年01月22日
こんにちは。
1月に入り、早2月の声を聞く時期になりましたね。例年にない寒さ
が続いていますが、風邪などお召しになっていませんか。近くでは、
インフルエンザにかかったなどという声も聞きます。くれぐれも体
調維持には気を配りましょう。
当方、1月4日から仕事に復帰し、つい先日まで国際教育センタ―で
連日午前中は高校3年生の帰国子女の子供たちの指導に行っており
ました。今回は、オーストラリアとニュージーランドから夏休みで
帰国している子たちの大学受験指導でした。毎回ながら感じること
は、言葉としての英語の力と日本の大学受験で求められている英語
力のギャップです。あんなに聞く話す、書く読むことができるのに、
いわゆる日本の英語教育が求めている英語文法と翻訳のような英文
和訳には、彼らは四苦八苦です。言葉は本来、意思疎通・やり取り
のために使用される方法技能であるはず。だとするとそれができる
るにも関わらず、大学受験の問題に難しさを禁じ得ない、ここには
明らかに矛盾がありますね。
かなり多くの大学が、帰国子女の受験生に対しては別枠で募集をか
け独自のやり方で合格者を選出します。特に私立や国公立の一部の
大学は、英語を受験科目から外しTOEFL(Test Of English as a Foreign
Language)のスコアを選抜の基準としたり、日本の受験生とは全く異
なった英語による思考力を評価したり、エッセイを英語で書かせて
力をチェックしています。これは良い傾向かと考えます。例えばTO
EFLという試験は、米国のEducational Testing ServiceというTOEICの
実施母体である機関が、大学の講義を英語で受けることができるか
どうかを評価するために開発した試験です。4時間から4時間半の試
験でコンピューターを前に、読む・聞く・話す・書くことを指示に
従いながら実践していく試験です。内容もかなり高度で、いわゆる
日本で行われている英語の試験とは、相当ことなったものです。運
用力評価に焦点を絞った実によい試験です。
文部科学省が、将来的にTOEFLと何らかの形で、日本の英語教育の
中に取り入れることを検討していると、昨年TVニュースで見聞きし
たことがあります。もし本当にそれが実現されるなら、日本の今の
義務教育をカリキュラム・指導者を含め、相当の変革を求められる
ことは必至です。導入のためのプラン作りをしっかりし、カリキュ
ラム開発と人材育成に努める必要があります。新しことを取り入れ
ていくことは良いことですが、それを実践できるだけの裏付けと準
備を怠らないようにしないと成果は出ず、逆に関連する様々な機関
・個人に対する多大な負担となり未完に終わる可能性があります。
教育に限らず、様々な政策や実践計画は常に包括的視点に基づき、
求める結果、成果を明確にして実行されることを願って止みません。
当教室は、今まで通り「英語は言葉」であることを常に意識し、バ
ランス重視の包括的英語習得を目指し今年も頑張ります。言葉には、
年齢、身を置く環境に何の仕切りもありません。生徒さん達のどん
な目的に対しても、即応し進んで行きます。
今日は、ちょっと年始の仕事から感じたことに関するお話でした。
★ 毎回の告知で失礼します!!
12月4日の調布市放送局制作「わくわくステーション」に出演
「英語って勉強?それとも・・・?」についてお話しました。
その時の(調布FM)の放送が、そのまま調布市民放送局さんのHPにア
ップされました。お聞きいただけたら幸いです。以下にてアクセス
できます。
http://chofu-catch.sakura.ne.jp/minnadenet/n-gest.html
1月に入り、早2月の声を聞く時期になりましたね。例年にない寒さ
が続いていますが、風邪などお召しになっていませんか。近くでは、
インフルエンザにかかったなどという声も聞きます。くれぐれも体
調維持には気を配りましょう。
当方、1月4日から仕事に復帰し、つい先日まで国際教育センタ―で
連日午前中は高校3年生の帰国子女の子供たちの指導に行っており
ました。今回は、オーストラリアとニュージーランドから夏休みで
帰国している子たちの大学受験指導でした。毎回ながら感じること
は、言葉としての英語の力と日本の大学受験で求められている英語
力のギャップです。あんなに聞く話す、書く読むことができるのに、
いわゆる日本の英語教育が求めている英語文法と翻訳のような英文
和訳には、彼らは四苦八苦です。言葉は本来、意思疎通・やり取り
のために使用される方法技能であるはず。だとするとそれができる
るにも関わらず、大学受験の問題に難しさを禁じ得ない、ここには
明らかに矛盾がありますね。
かなり多くの大学が、帰国子女の受験生に対しては別枠で募集をか
け独自のやり方で合格者を選出します。特に私立や国公立の一部の
大学は、英語を受験科目から外しTOEFL(Test Of English as a Foreign
Language)のスコアを選抜の基準としたり、日本の受験生とは全く異
なった英語による思考力を評価したり、エッセイを英語で書かせて
力をチェックしています。これは良い傾向かと考えます。例えばTO
EFLという試験は、米国のEducational Testing ServiceというTOEICの
実施母体である機関が、大学の講義を英語で受けることができるか
どうかを評価するために開発した試験です。4時間から4時間半の試
験でコンピューターを前に、読む・聞く・話す・書くことを指示に
従いながら実践していく試験です。内容もかなり高度で、いわゆる
日本で行われている英語の試験とは、相当ことなったものです。運
用力評価に焦点を絞った実によい試験です。
文部科学省が、将来的にTOEFLと何らかの形で、日本の英語教育の
中に取り入れることを検討していると、昨年TVニュースで見聞きし
たことがあります。もし本当にそれが実現されるなら、日本の今の
義務教育をカリキュラム・指導者を含め、相当の変革を求められる
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4月24日の記事
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Posted by 小田切 寛 at 09:30│Comments(0)
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