大学生院生へ!! 就職に必要なのは…?PartⅡ

小田切 寛

2012年10月23日 21:00


こんにちは。

「朝晩の冷え込み」という表現が、だんだん当てはまる陽気にな
ってきましたね。風邪を召されている方も多いようです。今年の
10月は、秋というより複数の季節が混在した天候で戸惑うこと
が多かったですね。とにかく体調維持には気を付けましょう。

本題に入る前に、先週の当ブログへのアクセスに関して一言。。
実はページ上でお気づきの通り、10月10日から11日にかけ
て極端に多いアクセスがあり、不思議に思い「たまりば管理者」
に原因を調べていただくよう依頼しました。通常なら多くても2
ケタしかないアクセス数が、100~450件程度いまで達した
ためです。お調べいただいた結果、機械的な設定による不明なも
のである旨、ご返答をいただきました。今後、こうしたことが起
こらないように処理していただいたとのことに感謝申し上げます。

第3者が遠隔操作でサイトを操り、不正な利用を行う事件が起こ
る昨今、我々もブログを含むネット利用は慎重に行い、自分の考
えや伝えたい情報を読者と投稿者にとって有益なものにしていく
ことを忘れてはならないと感じます。以上、当ブログに関するお
知らせでした。

さて前回は、大学生院生の就職を成就させる一つ目の要素につい
てお話しました。今回はその2つ目、それは言うまでもなく・・・
「口頭表現力」です。文章力に関しても言えることですが、就職
活動という眼前のハードルを飛び越えるためだけに、力量をつけ
たいと思わないことが大切です。あくまでも自分が将来、どの分
野で何をしたいのかを明確にしてそれを言葉で表現することを目
指しましょう。採用する企業や機関もその熱意と本気度を引き出
すための課題設定をする傾向にあります。

就職に際し、就職面接やグル-プディスカッションという関門を
設定することは周知のことかと思います。でも単にこの関門を通
過するためだけに対策をして、その先、つまり社会人になってか
らどれだけ役に立つのでしょうか。自分の現時点での力と自分に
自身の将来像を現実的に結びつける思考があってこそ言葉で表現
できるのだと考えます。

では実際の面接やディスカッションにどのように臨んだらよいの
か。まずは相手の状況把握をすること、つまり就職希望先の企業
等がどんな事業展開をしていて、また今後するかを把握した上で
臨むことです。企業側は様々な質問屋課題を設定してきます。む
しろ対策段階では予測不可能なものが多いと自覚しておいた方が
よいかもしれません。どんな場合にどんな対応がより好ましいの
かをケースで発想できること、言い替えると自分の思考を状況把
握⇒適切な行動対応⇒問題解決という連鎖の流れを確立すること
が不可欠であり、また求められる力でもあるのです。そして最終
的にそれに対して自分が何ができるのかを持っておくことが終着
点となります。

就職対応のための一時的な訓練ではなく、社会人になって職務を
実践することを念頭に今から身に付けておく準備をしておくこと
が最良の対策かと信じます。

更に具体的な「口頭表現力とは」については、機を見てまたお話
いたします。

関連記事