大学生就職支援参加者、内定!! でも。。

小田切 寛

2012年05月21日 10:34

こんにちは。

時の流れるのは、本当に速いですね。もう5月も下旬にさしかかって
います。今日は金環日食に沸いた1日でしたが、改めて天体の不思議に
驚かされました。

ところで、2ヶ月遅れでスライドして始まった今年の就職活動、皆さ
んや周りの方々の状況はいかがですか。前回投稿でお伝えした当教室
の大学生は、数社最終面接まで残りましたが、一番可能性があると思
えた某製菓会社とご縁がありませんでした。

当該企業の最終面接は3部構成(人事面接・オフィス見学・役員面接)
で実施されました。人事担当者の方へは、積極的に質問しオフィスの
雰囲気から自分が働く実感とイメージを持たせてくれるものでした。
かつスーツではなく私服でという企業側の指示で、本人も一番企業の
イメージと自分がよく表現することができる服装を新調して出かけ、
結果も上々の感触を得て自分自身も全力で臨んだのですが。。。
私にとっては、本人と同じくらい辛い結果になってしまいました。

当然とは言え、企業側の内部事情はなかなか掴みにくいですね。ここ
までやってくれたのだから内定を期待するのは当然、本人の気持ちを
考えるとなんともやりきれない気持ちで一杯でした。ただ本人の前向
きな姿勢は変らず、心機一転がんばりますと気を引き締めて就職活動
を継続しました。

大学生を初めとする新卒者の採用は、今大きく変ろうとしていますね。
大学も企業も試行錯誤とどんな採用の仕方が適切なのか、またどうし
たら優秀な人材が採用できるのか模索している段階なのだと思います。
双方の接点は、やはり企業の事業を伸展させ経済を支える人材という
ところにあるのかもしれません。

昨日、その大学生4年生が毎週1回の授業にいつもと変らず来てくれま
した。彼女の口から出た最初の言葉は「内定もらいました。」というも
のでした。私は、びっくりしてどこの企業かと尋ねると、3月に最終面
接が終了して長いこと結果が出ていなかった企業でした。同じ業界の上
場企業でした。本人も本当に安心した様子でした。本人の努力と採用過
程でやってきたことが実り、私もツクヅク安堵の思いに浸りました。

就職活動とは、特に新卒の方々には暗中模索を強いられるものであると
いうことは事実です。でも行動することを決して止めることなく、とに
かく自分の目指すものを明確にして、前に進み続けることだけは忘れず
にいてください。来年の春まで長いようであっという間に通り過ぎてし
まう道のり、それが就職活動です。自身を鼓舞し決して負けないという
姿勢と気持ち、維持してくださいね。私の生徒さんのこれまでを見守り
共に歩んできて、今更ながらにそのことの重要性を痛感しています。

















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