当英語教室の授業 part 2

小田切 寛

2012年02月25日 08:00

こんにちは。

前回に引き続いて、当教室の授業についてお話します。
先週土曜日の授業で生徒さんからある話を聞きました。
彼の会社は、同業種の5つの会社が合併し、根本的に
会社組織が変わり新体制になったそうです。それぞれ
の元の会社の利点を残し事業の効率化を図る、今後ま
すます企業に求められる変革なのかもしれません。

ところで、その生徒さんが言うには社長さんも当然新
しく就任された方で、とにかく国際思考が強いそうです。
ご本人はMBA( 経営大学院Master of Business Administration:
修士)を米国で取得されていて、社内メールも英語と日本語
の両方で流されるとのこと。更に社内での国際化を進め、
国際市場での競争力を高めるために一定年齢までの社員に
TOEICの達成基準点を課し、抱える人材が国際舞台で活躍
できる基盤づくりを開始したそうです。基準をクリアした
社員の方々は、海外へのMBA留学の機会を提供するらしい
です。MBAは、ビジネスの伸展を理論と実践的立場から学
べる、いわゆるプロフェッショナル教育の代表的学位ですよ
ね。1990年前後に日本の多くの金融機関や企業が社員を英国、
米国のMBAプログラムに会社負担で入学させ教育の機会を提
供していたのを思い出します。前置きが長くなりました。す
みません。

TOEICという試験は、現在大学生・社会人の英語力を図る指
標として国際的にも評価されている試験です。対策はさほど
複雑なものではありません。

当教室のTOEIC対策TF800は、基本的には800点を目指すこと
を目標としていますが、400点に満たない方でも十分対応でき
るよう構成してあります。柱は以下の4つです。

1.Listening Part実践演習:実際の試験と全く同じ形式の練
  習問題を使い、授業でテスト形式で解答した後、単に答
  のみをお伝えするのではなく聞いた内容について英語で
  ディスカッションします。無論、勉強を開始したばかり
  の生徒さんとは日本語を交えながら内容について話しな
  がら正答に到達するよう進めています。つまりListening
  の素材を使って英語を話す力も身に付くよう構成してい
  るのです。

2.Reading Part実践演習:Listening Partと同じく実際の試験
  と同じ形式の練習問題を使用し、こちらは自宅課題とし
  て解答してきていただいています。皆さん、お忙しいの
  で短時間で解答だけはしてきていただき、授業では重要
  語彙、構文把握、鍵となる解放手法を解説しています。
  特に英語の動詞を中心とする組み合わせ表現に  は注
  意して、言葉は単語の意味を覚えることではなく語と語
  の繋がりで出来上がっていることに重点をおいて進めて
  います。

3.文法演習:この試験は量的にかなりヴォリュームがある
  ため、Part5の解答時間をいかに短縮するかでスコアに影
  響が出ます。ですからPart5の文法語彙のための演習を行
  うことで完答できるよう文法語彙強化をします。

4.語彙テスト: これはある語彙集を使い毎週50~200語の
  語彙を覚えてきていただき、授業の際にテストする形式
  です。ただし英語で言うcollocation(語の繋がり
  )に注意して必ず覚えていただくようにしています。言葉は
  あくまでも使うものですものね。

以上の4項目を柱に授業を進め、ご自身の目標達成をされるお
手伝いをしています。無論スコアを上昇させることは大切です
が、スピーキングも取り入れることで口頭力も同時に身につく
コースです。

最後にちょっと本音を言うと、800点を取得されると勉強を辞
めてしまう方も少なくないので寂しい気がします。でもお手伝
いできることの充足感に目を向けてコース実施しています。

教材などもお見せしたいのですが、更にご興味がある方はお問
い合わせください。

◆ お問い合わせ先

電話: 042-486-2004
e-mail: good-performer@jcom.home.ne.jp
URL: http;//chofu.com/good-performer/


次回以降は、総合英語、中高校生対象、大学生就職支援コース
などについてお知らせしていきます。

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