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プロフィール
小田切 寛
小田切 寛
こんにちは。英語教室Good Performrの小田切です。これまでの生活や仕事をしてきた中で英語教育について感じてきたことを皆さんにお伝えします。
現在調布で中学生から社会人まで幅広い方々を対象に調布市小島町(調布駅南口徒歩5分)英語教室を営んでいます。調布市に留まらず多摩、更には全国規模での英語教育の在り方について考えていきます。

慶應義塾大学文学部教育学専攻卒
米国George Washington 大学大学院
Elliott School of International Affairs
国際関係学部国際開発プログラム
国際教育修士号取得(栄誉卒)
学べる英語教室「Good Performer」代表
駿台国際教育センター英語講師(駿台予備校グループ)

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Posted by たまりば運営事務局 at

TOEIC対策を話す力へと!! 英語教室GP

2014年04月26日

桜の花も散り、新緑の季節へと向かいつつありますね。「五月晴れ」の多い5月を期待しながら日々を過ごしたいものです。

ところで前々回の投稿内容に関連して、もう少しTOEICという試験と英語を使うということの関連について考えてみたいと思います。初級~中級学習者にまず必要なのは表現と正確な語彙力を身に付けることに傾注することであり、何よりもそれらを蓄積して忘れないようにすることと格闘しなければなりません。上級者、例えばTOEICで言うなら800点から900点以上を取得している方々は、既に英語の語彙や表現に関するデータベースは脳に構築されていますが、話す力を分析してみると、発話する前に考えや言いたいことを頭の中で組み立ててから話し始める傾向が見られます。このプロセスは、ある意味英語を話す力を確立するために不可欠なステージであると言えます。

反面、TOEICで930~950点という高い英語力を持ちながら話すことが極めて不得手な学習者も存在します。こうした学習者は、TOEICの点数のみを上昇させることに集中し学習してきた方々に多く英語でアウトプットする練習をすべき段階で、してこなかったのだということがよくわかります。ですからせめてTOEIC800点程度に到達する前に蓄えた英語データを用いて、言いたいことを英語に変換していく練習をする必要があります。日本語を英語に転換する際の日本語自体の解釈、つまり自然な英語に直すためのデータベースからの語彙・表現の引き出し作業・ワードチョイスを一定期間持続してやることは、英語の口頭表現を向上させるために避けては通れぬ道と言えます。

TOEICという試験は、その対策の仕方によっては英語力全体を向上させる大変有効な素材であると考えます。ただし対策する中で忘れてはならないのは、対策用の教材に使われている英語それ自体を、自分自身が使うことを前提に身に付けていくということです。例えば、リスニングの素材は聞き取れた範囲で、何が話されているのか、何が問題なのか、どういうタイプのトークなのかを素材の中で使われている表現を使いながら、説明しまた議論することで何倍にも効果を上げることができます。またリーディング教材に出てくる語彙・表現・文法は、これをどう使うのかという視点で文脈の中で位置づけし、実際にそれを違う英語表現で言い換えることを試みる、またその表現自体を使うことをイメージしながら覚えていくことが、最終的には英語の総合力を向上させることに最も貢献してくれることを忘れてはならないと考えます。その姿勢を維持しながらTOEIC対策をすることこそTOEICという試験が持っている有効性を生かすことができると確信しています。そして英語教室GPは、そのことを間違いなく実践している環境であると自ら認識しています。
  


  • Posted by 小田切 寛 at 23:05Comments(0)英語を学ぶポイントは?