言葉としての英語習得って。。。?
2012年06月12日
こんにちは。
いよいよ梅雨入り、5月からの不順な天候が梅雨入りと共に正に雨がち
な天候に変りましたね。温暖さも激しいこの季節、体調管理には気を
つけて過ごしてまいりましょう。
ところで、これから英語学習について少し内容的に突っ込んだ事柄を
取り上げて、義務教育の英語も含めお話していくことにしました。
英語は、漢字、カタカナ、ひらがなと文字が豊富な日本語に比べると
ABC...しかないためとても単純で明確に、語、句、文の構成ができて
いますね。でも実は表現の観点から見ると、とても繊細にできた言語な
のです。
今日はちょっとそのさわりを。。。見てみましょう。
日本語と比べて、精緻で繊細にできている表現の一つは「時制」です。
つまり「現在」「過去」「未来」という表現が実に細かく使い分けされ
ています。例えば、日本語で「彼は本を読みます。」といったら時制は?
きっと「現在」または「未来」の二つの時制で使われますね。というのは
「彼は明日本を読みます。」とすると未来ですし「彼は本を読みます」
と言っただけであれば「彼はは読書好きなのです」という現在の彼の状
態を伝える表現になります。
前者は英語では、
・He will read books tomorrow. であるのに対して
後者は英語で、
・He reads books.
になりますね。ではでは一見簡単に見える後者の現在を表す文とは一体
通常どんな意味を表すために生まれてきたのでしょうか。
これに加えて
・He is reading a book now. はもちろん、
・He is reading a book after dinner.
という表現を用いる状況もあり得ます。
確かにこれらの使い方が多少はっきりできていなくても、英語は状況の
なかで理解され、コミュニケーションできてしまう部分もあります。でも
「時制」に関してだけでも、折角これだけの多様な表現があるのですから
しっかりとした使い分けができたら、とても綺麗で正確な言語表現ができ
ます。
時制は、あくまでも1つの例ですね。語1つとっても、日本語では全て同じ
状況で然程支障なく使える言葉が、英語では似た意味の語が多く繊細な使
い分けをしないとおかしな表現が出来上がってしまいます。
みなさん「認識する、気づく」という英語ではどれだけあって、どんな使
い分けをしていると思いますか? 教室では、こうした表現を重視して、
授業を進めます。なぜなら英語は言葉であることとこれが明確にならない
と話す、書くはもちろん、聞くことや読むことにも大きく影響してしまい
しっかりしたコミュニケーションができないからです。
今の日本の英語学習、もう少しこの点に焦点を当てる必要があるのではと
思います。単語を覚えるだけで言葉は表現できますか?いや、無理です。
英語の特徴と作り、ルール全てが頭の中に蓄積されて始めて言葉になりま
す。
これから、こんなこと少しずつ書いていきます。
いよいよ梅雨入り、5月からの不順な天候が梅雨入りと共に正に雨がち
な天候に変りましたね。温暖さも激しいこの季節、体調管理には気を
つけて過ごしてまいりましょう。
ところで、これから英語学習について少し内容的に突っ込んだ事柄を
取り上げて、義務教育の英語も含めお話していくことにしました。
英語は、漢字、カタカナ、ひらがなと文字が豊富な日本語に比べると
ABC...しかないためとても単純で明確に、語、句、文の構成ができて
いますね。でも実は表現の観点から見ると、とても繊細にできた言語な
のです。
今日はちょっとそのさわりを。。。見てみましょう。
日本語と比べて、精緻で繊細にできている表現の一つは「時制」です。
つまり「現在」「過去」「未来」という表現が実に細かく使い分けされ
ています。例えば、日本語で「彼は本を読みます。」といったら時制は?
きっと「現在」または「未来」の二つの時制で使われますね。というのは
「彼は明日本を読みます。」とすると未来ですし「彼は本を読みます」
と言っただけであれば「彼はは読書好きなのです」という現在の彼の状
態を伝える表現になります。
前者は英語では、
・He will read books tomorrow. であるのに対して
後者は英語で、
・He reads books.
になりますね。ではでは一見簡単に見える後者の現在を表す文とは一体
通常どんな意味を表すために生まれてきたのでしょうか。
これに加えて
・He is reading a book now. はもちろん、
・He is reading a book after dinner.
という表現を用いる状況もあり得ます。
確かにこれらの使い方が多少はっきりできていなくても、英語は状況の
なかで理解され、コミュニケーションできてしまう部分もあります。でも
「時制」に関してだけでも、折角これだけの多様な表現があるのですから
しっかりとした使い分けができたら、とても綺麗で正確な言語表現ができ
ます。
時制は、あくまでも1つの例ですね。語1つとっても、日本語では全て同じ
状況で然程支障なく使える言葉が、英語では似た意味の語が多く繊細な使
い分けをしないとおかしな表現が出来上がってしまいます。
みなさん「認識する、気づく」という英語ではどれだけあって、どんな使
い分けをしていると思いますか? 教室では、こうした表現を重視して、
授業を進めます。なぜなら英語は言葉であることとこれが明確にならない
と話す、書くはもちろん、聞くことや読むことにも大きく影響してしまい
しっかりしたコミュニケーションができないからです。
今の日本の英語学習、もう少しこの点に焦点を当てる必要があるのではと
思います。単語を覚えるだけで言葉は表現できますか?いや、無理です。
英語の特徴と作り、ルール全てが頭の中に蓄積されて始めて言葉になりま
す。
これから、こんなこと少しずつ書いていきます。