英語のルールは簡単、中高大学生そして社会人も!!

小田切 寛

2012年12月08日 08:30

こんにちは。
今日は、ちょっと英語の内容に関するお話です。

中学や高校では、2学期の期末試験が始まっているところが多い
ようですね。中にはもう終わっている学校もあるようです。当
教室でも直前対策で授業後に残って勉強する子、淡々と学校の
勉強は自分でこなしてしまう子、様々です。

子供たちの学校での英語の勉強内容を見ていると、なかなか興
味深いところがあります。最も興味を引かれるれるのは、中学
でやっていることと高校で教えられていることにかなりの重複
があること。。。もっともこれは当方の視点から判断しての話
ですが。

現在分詞(~ing)の用法、関係代名詞(よく耳にされるかもしれま
せんが)に代表される関係詞、不定詞や動名詞、原形不定詞、文
法項目が中学高校の教科書や練習問題の中で飛び交い何とも難
しそうです。ふと「わざわざこんなに文法項目を作らなくても
」、「中学高校で習うことは、もっとまとめて簡潔にできるの
に」などと思ってしまいます。

当方は文法という言葉は使わず、できるだけ「ルール」という
言葉を使うようにしています。言葉は実践して初めて意味があ
り、運用されるものは紙の上の知識ではなく「ルール」だと思
うからです。効率よく使うことを前提に「ルール」を早めに終
わらせてしまうこと、重要な気がします。

これはまた別の角度から感じることですが、中学の勉強内容を
見てみると不思議に思う点が山ほど。。。例えば、助動詞の
can, should、やbe~ing(進行形)を1年生で習いその訳のみを覚
えていたり、doやdoesを疑問文や否定文を作る独立した表現と
して覚えていることなどなど。。。shouldは助動詞shallの過去
形であり本来「仮定表現」であるし、doやdoesは基本的には
canやwillと同じ助動詞なのだと、何故身についていなのでしょ
うか。まとめて例文の中で使い方を覚え、正確な発音をするこ
とで仕上げればとてもすっきり頭に入るのに。。。と思うこと
然りです。

あーっ、それから何とも不思議な文法用語がありますね、「仮
定法過去? 仮定法過去完了?」高校2年生のコウちゃんは頭
が理系なのでこの矛盾した文法用語に、今回の期末で奮闘苦闘
中です。でも先日の授業後の補講で、仮定と完了は基本的には
分けて別物としてお頭の中に整理することを例文で説明するこ
とで、「目から鱗が・・・」だったようです。

英語では、仮定は多用される表現の一つです。会話でも、文章
でもとても重要なルールです。正確に使い方を習いたい、教え
たいものです。そうすれば大学生、社会人になった時も・・・
いやいや、社会人、または何歳になっても・・・・・

また続き書きますね。

★ 12月4日の調布市放送局制作「わくわくステーション」
(調布FM)の放送が、そのまま調布市民放送局さんのHPにア
ップされました。お聞きいただけたら幸いです。以下にて
アクセスできます。

http://chofu-catch.sakura.ne.jp/minnadenet/n-gest.html




関連記事