たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス調布市 調布市

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
小田切 寛
小田切 寛
こんにちは。英語教室Good Performrの小田切です。これまでの生活や仕事をしてきた中で英語教育について感じてきたことを皆さんにお伝えします。
現在調布で中学生から社会人まで幅広い方々を対象に調布市小島町(調布駅南口徒歩5分)英語教室を営んでいます。調布市に留まらず多摩、更には全国規模での英語教育の在り方について考えていきます。

慶應義塾大学文学部教育学専攻卒
米国George Washington 大学大学院
Elliott School of International Affairs
国際関係学部国際開発プログラム
国際教育修士号取得(栄誉卒)
学べる英語教室「Good Performer」代表
駿台国際教育センター英語講師(駿台予備校グループ)

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

就職に英語面接は必要!! 英語教室GP

2014年04月06日

こんにちは。桜も満開、今年は桜の開花が入学式や入社式の
時期と丁度一致して、4月からのスタートに文字通り花を添え
てくれていますね。新しい生活の開始、頑張りながらも自分の
ペースを見失わず進まれることを皆様にお祈りします。

もう半年以上前になりますが、日本経済新聞ネット版で見た記
事について少しお話をさせてください。この件に関しては、いつ
か一言?と思っていて先送りになっていました。記事の概要は、
「 職員採用のための英語の基準を定め、TOEIC 900点以
上の大学新卒者を採用したが、海外からかかってく英語による
電話に対応するよう指示をする、或は海外宛に連絡事項を英
語で伝えるためにEメールを送るように伝えたが、ほとんど指示
通りに職務が果たせない。」という人事担当者の嘆きの声を掲
載したものでした。皆さんの中にもこの記事をご覧になった方
もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、なぜTOEIC900点以上という高い得点を持ちながら実務
英語に対応できないのでしょうか。これは別段TOEICという試
験に意味がないとか役に立たないとかいう単純な理由ではあ
りません。TOEICは、表現・語彙、リスニングの素材の観点か
ら練りこまれたとてもよくできた試験だと考えます。それでは何
故上記のようなことが起こり、今、民間企業を中心にそんな問
題が少しずつ表面化してきているのでしょうか。結論から言う
と、「試験は飽くまでも試験であり、運用力をつけるのは自分
の努力次第」ということです。

当方は、会社員時代恐らく10回以上英語による面接試験を受
けました。多くは外資系の製薬会社、外資医療機器メーカー、
IT関連企業、外資金融機関、国内企業の国際事業部門といっ
た英語が業務上、MUSTである企業ばかりでした。中でも最も
タフだったのは、米国医療機器メーカーの英語面接で、米国人
の役員2人とマネージャーから別々に1時間ずつ、合計3時間
の英語による面接でした。自分の専門分野である教育行政や
発展途上国の教育改革提案等のような話題とは全く異なる質
問と特定の人事財務法律といった分野で、外資民間企業が直
面する可能性のある問題を想定して対応策を考えて即答する
ことを求められました。当方のような中途採用の場合は、英語
力云々というよりどんな経験をしてきて、何ができるかというこ
とを他言語で説明することを求められますが、新卒採用の場
合は、英語自体の運用力、つまりどれだけ英語が使えるかが
鍵となります。

当方の希望的観測ですが、最初に記したような新卒者の英語
力に関する問題を少なからず軽減するには、英語による面接
試験が必須であると考えると共に、恐らく近い将来多くの企業
が英語面接を採用手段の1つとして導入すると思っています。
いや導入せざるを得ないかと感じます。現在いらしていただい
ている大人の生徒さんの半分以上は、職場でも使うための英
語力を習得することを求められています。

新卒、中途に関わらず英語を実際に使う力を身に付けること、
大切ですね。


  


  • Posted by 小田切 寛 at 23:54Comments(0)大学生就職支援プロジェクト