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プロフィール
小田切 寛
小田切 寛
こんにちは。英語教室Good Performrの小田切です。これまでの生活や仕事をしてきた中で英語教育について感じてきたことを皆さんにお伝えします。
現在調布で中学生から社会人まで幅広い方々を対象に調布市小島町(調布駅南口徒歩5分)英語教室を営んでいます。調布市に留まらず多摩、更には全国規模での英語教育の在り方について考えていきます。

慶應義塾大学文学部教育学専攻卒
米国George Washington 大学大学院
Elliott School of International Affairs
国際関係学部国際開発プログラム
国際教育修士号取得(栄誉卒)
学べる英語教室「Good Performer」代表
駿台国際教育センター英語講師(駿台予備校グループ)

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Posted by たまりば運営事務局 at

英語は正しく学びましょう!!英語教室GP

2015年12月03日

こんにちは。気が付けば今年ももう年末間近ですね!毎年この時期は、来年に向けてどんな事業展開をしていこうかと考える時期なのですが、やるべきことが多すぎて何も実行できずに1年が過ぎてしまうことが多くなんとも情けないです。社会人の方々の授業は通常通り実施中ですが、今年は大学受験生を4名ほど抱えているため残り数か月を精一杯彼らと共に邁進し、目標達成に尽力したいと思っています。

とはいえ、ブログはブログ、今日も少し英語学習について少しだけお話しさせてくださいませ。過去数回にわたり大学入試改革の枠組みで実施計画されている英語教育の路線変更に関連して、現英語教育についてちょっと不思議に感じることお伝えしておきたいと考えました。物事を改善、改革、変更する時には必ずなぜそうしなけれならないのかというその理由が存在するはずですよね。その理由の一つとして、中学高校で行われている英語教育、特にカリキュラムや教材編成の中に歴然と居座る「不思議さ」が指摘されるべきと思えてなりません。

ここ数年の間、中高生の生徒さんが増えたことに起因してか、子供たちが習っている英語の中にかなりの「不思議」を発見することが多くなりました。例えば、shouldというshallの過去形がなぜ中学1、2年でいきなり教えられているのか・・・? shouldは、当然のことながら仮定法表現なのだから、現状のカリキュラムから考えたら高校で取り上げるべきもではないのでは。もし使用頻度を基準に教える必要があるのであれば、would like・・・、Could (Would) you do・・・?等と共に仮定表現しっかり指導内容にいれるべきかと考えます。またshouldに付けられている日本語訳もまた問題ありです。「~すべき」という訳は果たして適切なものでしょうか。この語は、本来shallの過去形であることを考えれば、「~はずである」としたほうが妥当であることが多いし、その英語が本来意味するものに近いとも言えます。子供たちは、mustとshouldの区別ができない状態で当方のところへやってきます。中には、高校2年生の時点で、shouldという独立した助動詞が存在していてshallの過去形であることすら知らなかった子もいます。仮定表現を先に抑えておけば、would like・・・、Could (Would) you do・・・?等の表現がなぜ敬語として扱かわれるかも説明しやすいはずです。

他にも、mustとhave to、willとbe going toが同じ意味えあると習ったり、突如中学1年生の教科書にbe interested in~が現れたり、be ~ingを進行形のみで使用するかのように覚えこんでしまったり、数え上げればきりがないほど「不思議」が盛りだくさんです。上記の仮定表現について更に問題なのは、文法用語、仮定法過去、仮定法過去完了、仮定法現在、子供たちはこうした文法用語に翻弄されて時制表現との狭間の中で混乱ひとしきりです。

英語に限らず言語は、あくまでも運用することを念頭にそれぞれの表現がどんなコンテクストの中で使用されているのかをいつも忘れずに身につけていかなければ、コミュニケーションするための言語力は永久に習得できないでしょう。改革をいくら叫んでも、こうした基本的なことを柱にして進めなければ、国際化を真の意味で謳歌する日は来ないのではと思わざるを得ません。来年2016年5月からTOEICの内容がかなり変更されるようです。こうした変更が運用力を重視して評価する方向に向かっていくことを願いたいですが。

今後の大学入試における英語教育の改革は前進していくに違いないと信じて止みませんが、出発点である現状の教育を一から見つめ直すことは最優先事項に間違いないと確信を深めるばかりです。

次回は、社会人の方々の英語学習から再度遡って義務教育との関連について、通訳者の訓練方法の話を取り混ぜながらお話ししたいと思案中です、できたら年内に。。。


  


  • Posted by 小田切 寛 at 18:08Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    効率的英語学習法とは? 英語教室GP

    2015年06月26日

    こんにちは。また1か月以上ご無沙汰してしまいました。 公立大学からの日本語入試要項の英訳業務が入りヘロヘロしながらどうにか納品しました。でも日本語を英語に翻訳するのは、実に興味深いですね。日本語の意図することを脳で解釈して適切な英語表現に変える作業、なかなか楽しいです。でもあまりにタイトなスケジュールで依頼されると、クオリティが下がるのでできたら時間的余裕を持ちながら楽しんで仕事をしたいものです。

    いよいよ夏に向けて、英語がらみのイヴェントが増えてきますね。中高生は学期も終盤で色々な変化を体験し、大学受験生は大学入学準備、そして社会人の方々、特に新卒で社会環境に入られた方々は、状況によって英語の必要性を感じている方々もいたっしゃるのではないでしょうか。そして大学生は、就職へ向けて一つの大切な資格としての英語力の必要性を感じ始めているかもしれません。前回までお話ししてきた大学入試改革に対する、当方の考え方に関連して「英語は常に運用すること」を前提に学ぶ必要があり、そうすることで自身の立場が何であれ、きっと糸口は見つかるということを信じて、皆様に進んで行ってただきたいと思っています。

    7月からは、大学受験コースの中に、慶応義塾大学・早稲田大学に特化した英語対策講座を開始します。また英語運用力要請を最重要目標とするAdvanced Speakingコースもすでに開始しています。このコースは、英検2級、TOEIC600点以上の方々(学生・社会人を問いません)を対象に、聞いて話すことを中心に構成されたコースであり、同時に如何に論理的に英語表現をしていくかを学ぶことを追及していきます。そして最終的には、正確な英語表現を話し書くところまでを目指していきます。

    大学入試改革も社会人の方々が必要とする英語スキルも所詮英語の運用力を習得することで、自分の英語に関してなすべきこと、つまり勉強や仕事は成就されると考えることができます。こうした英語力の汎用性について、次回までお伝えしてきたことを更に広げて次回はお話します。

    7月からは、再び公立大学からの国際プログラム関連教材・資料の英訳業務、国際教育センターでの帰国子女指導も始まります。しかしながら、翻訳も授業も、また受験でも英語は英語、様々な形態でこの言語と携わることで、独自の英語教授法とそのために必要な教材開発を模索しながら創出できるよう進んで行こうと思案中です。






      


  • Posted by 小田切 寛 at 22:57Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語を学ぼう! いよいよ春に向けてスタート!!

    2015年02月18日

    こんにちは。早今年も2月終盤、いよいよ春!! しばらくぶりの投稿で、前回まで何をお伝えしていたか、またどこから再開しようか検討中です。しかしながら、当教室では、今年に入り様々な変化が出てきました。大学進学が決まった高校3年生の英語準備、これは主に国際化を目指す近年の大学の方針に連動して発生してきた傾向かもしれませんが、優秀な2人の春から大学生になる生徒さんがまず入室されました。

    かと思えば、昨年末から小学6年生の男子が、どうしても英検3級を目指したいと入室、更にはインターナショナルスクールに通う小学5年生2人が近い将来、春以降入室する可能性が出てきました。当教室から大学合格した新大学生もそのままTOEIC対策コースへと進んでいきます。

    当教室は、年齢、段階、一切関係なく学べる特殊環境を備えた英語教室です。なぜそれができるかは、今までお知らせしてきた通りです。「英語は言葉」、年も生活環境も様々な方々が、一緒に同じように学べるからです。子供から大人まで共通して学べるその方法について、少しマメにお伝えしていくようにします。日々の指導と大学との国際プログラム準備の共同作業、それに帰国子女への大学受験指導などに加え、より多くの方々が真剣に、でも楽しみながら使うことを前提に学べる方法のお話していきます。

    2か月近い投稿ブランク・・・失礼しましたm(_ _)m・・・  


  • Posted by 小田切 寛 at 23:42Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語教室GP 今年も終わり、そして新年に向けて!

    2014年12月30日

    こんにちは、投稿する暇がないってしんどいですね!!
    でもこれ今年の最後の投稿にします。来年はもっとこまめに色々な英語教育につての考えをお伝えしなければ、と思っています。この年末にかけて、何とも急遽対応が必要なことが多々ありあっという間の年末でした。でも時間が無いは、言い訳にならぬ言い訳、時間は作るものと認識し直し、新年そして春へと進んでいけるように努力します。

    高校受験、大学受験、中高生の英語学習支援、社会人の方々の英語力向上のための授業、社会人方々のための実用英語(speaking,
    writing)などなどに対応させていただくことで、あっという間の1年でした。それに加えて国際教育センターでの帰国子女英語講座、某公立大学の英語版HP作成、国際プログラムの英語版教材作成などにも関与させていただき、休みもない充実した日々を送ることができました。新年からは、新たな考えを自ら実行し邁進していきたいと思います。

    そこで改めて考えるのは、義務教育と大学、社会人の方々の英語運用との関連性。。。 英語は、あくまでも運用、つまり使うことを基本に身に付けていくべきだということ。小学生から中高生、社会人、そして高齢者の方々までご指導差し上げてきたこの8年間、英語はあくまでも言葉であり、使うことを基本に学んでいけば必ず身に付くということ。。。高校大学受験英語、社会人の方々の必要とする実務英語の共通点を基本に、英語は言葉であることをいつも忘れず来年、そして新春へと変わらぬ道を歩んで行きます。

    当ブログをご覧いただいた方々、心より感謝申し上げ、来年はもっともっと核心に迫った英語教育の指導、学び方についてお話ししていきます。 来年も、何卒宜しくお願い致します。
      


  • Posted by 小田切 寛 at 23:20Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語を話せないのなぜ?Part Ⅰ 英語教室GP

    2014年05月07日

    GWもあっという間に終わってしまいましたね。今年は、ちょっと水と山の事故が多かったように感じます。連休に日頃の思いを行動に移し気持ちの充足を果たそうとされる方々が事故に会われること、何ともやるせない気分です。因みに、当方はずっと仕事でした。自分にとっては、様々なことを試案、思考するのに良い期間だったように思えます。

    3月から4月にかけて、教室にも新しい生徒さんが加わってくれています。大人の方もいれば中高生も数名、皆さん目的意識の高い方々ばかりです。在籍中の生徒さん達ともすぐに自然にコミュニケーションしてくださり、教室の多様性拡充に貢献してうださっています。同時に、改めて英語の習得について気づくきっかけにもなっています。

    入室したばかりの方々は、ある意味当然ですが英語で話すことに全くと言ってよいくらいお慣れになっていないこと。だからこそ当教室の門を叩いていただいたのだということに感謝を申し上げると共に、少しその訳をお話したいと思います。

    TOEICの試験対策などで、英語に関する知識や語彙はかなり高い方はいらっしゃいます。独学で様々な教材を使って勉強された結果です。ですから聞いたり、読んだりする力はかなりのレベルで入ってこられる方も多いです。また会社の英語研修で一定期間ネイティヴから研修を受けた後に加わっていただいた方もいらっしゃいます。別の言い方をすると、英語のデータベースは既に頭の中に存在しているわけです。しかし、こうした新規で参加していただいた方々は、話したり書いたりする経験をほとんど持っていないことに新ためて気づかされます。ですから英語で話すことに当然ながら不得手であるわけです。

    「聞くこと・読むこと(INPUT)」、それと「話すこと・書くこと(OUTPUT)」は、ご承知の通り全く逆方向の思考回路を使わなくてはなりません。全社は独学でも可能ですが、後者は一人で向上させていくのが相当難しい学習プロセスです。では英語を話すこと、書くことが出来るようになるための効率的な方法とは? 何より大切なのは、どんなためらいや遠慮も捨て去りとにかく今自分自身が持っている力、具体的には英語データをどうにか駆使して話してみる、書いてみるということです。この気持ちの上でのためらいや遠慮がなくなれば、吹っ切れたようにOutputする力は向上します。

    とは言え、どんな状況で誰と話すの、何について書くのという問題もありますね。でも話す、書くは実際に繰り返して、苦しくても日本語を使わず英語で表現するということを一定期間やることでしか身につかないことは体験から言えることです。英語を使う環境は、その気になれば山ほどあります。ではその環境で実際話すこと書くことを実行する際に次重要なことは何でしょうか。これはかなりテクニカルな話になってきます。

    英語の基本的な作りは、主語と動詞を基にした構文からなっています。ある意味動詞を使いこなすことは、何よりも大切と言えます。皆さん、say, talk, speak, tellといった語の意味は、恐らく問題なくご存じですよね。ではこれらの語は、意味はよく似ているけどどう違うの、どんな構文で使うの、というところまで熟知している方はそう多くはないかと思います。英語は、単語を1つ1つ覚えても全くと言ってよいほど話すこと書くことにはつながりません。きっと間違いだらけの英語を生み出すことに加担することになるだけです。英語は、「常に塊で」「まとまった表現で」使うことを前提に学ぶことが極めて大切です。まずは基本的な表現から始めることが何より大切です。次回はこのことをもう少しだけお話します。




      


  • Posted by 小田切 寛 at 23:42Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    TOEIC対策を話す力へと!! 英語教室GP

    2014年04月26日

    桜の花も散り、新緑の季節へと向かいつつありますね。「五月晴れ」の多い5月を期待しながら日々を過ごしたいものです。

    ところで前々回の投稿内容に関連して、もう少しTOEICという試験と英語を使うということの関連について考えてみたいと思います。初級~中級学習者にまず必要なのは表現と正確な語彙力を身に付けることに傾注することであり、何よりもそれらを蓄積して忘れないようにすることと格闘しなければなりません。上級者、例えばTOEICで言うなら800点から900点以上を取得している方々は、既に英語の語彙や表現に関するデータベースは脳に構築されていますが、話す力を分析してみると、発話する前に考えや言いたいことを頭の中で組み立ててから話し始める傾向が見られます。このプロセスは、ある意味英語を話す力を確立するために不可欠なステージであると言えます。

    反面、TOEICで930~950点という高い英語力を持ちながら話すことが極めて不得手な学習者も存在します。こうした学習者は、TOEICの点数のみを上昇させることに集中し学習してきた方々に多く英語でアウトプットする練習をすべき段階で、してこなかったのだということがよくわかります。ですからせめてTOEIC800点程度に到達する前に蓄えた英語データを用いて、言いたいことを英語に変換していく練習をする必要があります。日本語を英語に転換する際の日本語自体の解釈、つまり自然な英語に直すためのデータベースからの語彙・表現の引き出し作業・ワードチョイスを一定期間持続してやることは、英語の口頭表現を向上させるために避けては通れぬ道と言えます。

    TOEICという試験は、その対策の仕方によっては英語力全体を向上させる大変有効な素材であると考えます。ただし対策する中で忘れてはならないのは、対策用の教材に使われている英語それ自体を、自分自身が使うことを前提に身に付けていくということです。例えば、リスニングの素材は聞き取れた範囲で、何が話されているのか、何が問題なのか、どういうタイプのトークなのかを素材の中で使われている表現を使いながら、説明しまた議論することで何倍にも効果を上げることができます。またリーディング教材に出てくる語彙・表現・文法は、これをどう使うのかという視点で文脈の中で位置づけし、実際にそれを違う英語表現で言い換えることを試みる、またその表現自体を使うことをイメージしながら覚えていくことが、最終的には英語の総合力を向上させることに最も貢献してくれることを忘れてはならないと考えます。その姿勢を維持しながらTOEIC対策をすることこそTOEICという試験が持っている有効性を生かすことができると確信しています。そして英語教室GPは、そのことを間違いなく実践している環境であると自ら認識しています。
      


  • Posted by 小田切 寛 at 23:05Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語教室Good Performer! 中学生から社会人まで、今年は英語攻略‼‼

    2014年01月22日

    2014年01月22日再掲載

    こんにちは。新年のご挨拶遅くなりました申し訳ありません。
    今年もこのブログを通し
    て英語教育を中心に情報発信していきたいと考えています。
    宜しくお願い申し上げま
    す。

    今年は新年明け1月1日からコンピュータートラブルで、正月
    返上で仕事を開始し
    ました。4日から授業開始、7日からは国際教育センターの
    大学受験を控えた帰国子女の指導も始まり、正月に雑煮一杯
    食べられず何だか淋しい始まりでしたが、これもまた試練と甘
    受し進んで行こうと思います。

    今回は年初ということもあるので、今年の方向性について少し
    だけお話します。まだ未決定のものも多いので、お伝えしたい
    ことのみに留めておき
    ます。

    昨年後半からの傾向として感じるのは、まずはやはり中高生
    の英語教育でしょうか。 子供たちの数が増えているせいか、
    中高様々な学校の英語教育の現状が見えつつ あります。学
    校によってかなりの違いはありますが、やはり教授内容が読
    み書き偏重になっていること。この点を注目し、当教室では
    むしろ話す・聞くことを主体とした指導に重点を置き、それを
    読み書きに連動させ常にバランスを意識した方法を引き続き
    実践していきます。インプット・アウトプットの観点から別々に
    作成したオリジナル教材、英文法を極めて簡潔に英語形態ベ
    ースでまとめた「英語のルール」を改訂増強し補助
    教材として使用し総合力養成を目指します。

    英語は聞くことを中心に学んでいくと、極めて効率的な習得が
    可能になります。なぜなら発音・語彙の蓄積・ルールの確認・音
    声を文字にして最終確認することによる読み書き力、そして聞い
    た素材利用したスピーキング、といった全てのことがほぼ同時に
    で きるからです。これは、大人の生徒さん達にも共通していえる
    ことなので、その点を意識し更に授業を改の改善しながら実施し
    ていきます。

    2月以降は、またTOEIC使う英語講座を再開します。特により
    多くの社会人・大学生の方々を対象に、TOEIC対策とスピーキ
    ング力を同時に向上させられるように構成された講座です。昨年
    末、一部の方々から当教室ホームページでこの講座のことを知り
    参加されたかったけれども、都合がつかずいらっしゃれなかった
    、というお話をいただきました。原則、土曜日に講座設定しますが、
    他の曜日や時間帯での実施も検討しながら開講を目指します。
    どうぞ気軽にご参加ください。教材費のみで受講できる全ての方々
    のための講座です。

    まだまだお知らせしたいことや現在教室で起こっていることにつ
    いてお話したいのですが、それはまた次回ということで。。。


    ◆ お問い合わせ
    電話: 042-486-2004
    e-mail: good-performer@jcom.home.ne.jp
    URL: URL: http://chofu.com/good-performer/
      


  • Posted by 小田切 寛 at 09:00Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語教室Good Performerからのお願い:英語は音!!

    2013年12月20日

    こんにちは。
    久々の雨で乾燥状態は解除されましたが、今年から来年にかけては
    寒い冬になりそうですね。雪による混乱など懸念されます。また、
    びっくりですがエジプトで雪が122年ぶりに降ったとのこと、驚きと
    共に何か気候変動による不安も感じます。地球、いや宇宙規模で考え
    たら人間のの生活はいつも受身。。。何ともしがたい事実です。

    話は返って当教室へ・・・。 年末に向けて中学生を中心とする入室者
    が増えてきました。当方の教室は。大学生以上を社会人の方々の英語
    習得の必要性からくるニーズに応えるために創設したのですが、この
    過去2年間そうも言っていられなくなりつつあります。

    この秋から年末にかけて参加いただいているの生徒さんは、中学生が
    主体、無論社会人の方々の入室もありますが、気になるのは学校で英
    語を充分な時間をかけて学んでいるはずの中学高校生からの問合せ、
    とその後の授業への参加です。

    何より感じるのは、英語がが読めない聞けないこと。明らかなのは、
    彼らが視覚でしか英語を身に付けていなこと。これはある意味危機的
    な状況です。言葉は本来音声から生じたもの。それを伝達や記録上の
    必要性から文字が生まれたに過ぎません。音声、つまり発音をを知ら
    ないでなぜ言葉が身につくことが可能になるのでしょうか。今、英語
    学習者にとって何よりも大切だと改めて、そして当たり前のように感
    じるのは、言葉の音声を大切に身に付ける方法を重要視すること。。。
    これまた当たり前のことですが。

    文字を主体とする学習教材、それはよしとして並行して音を伴った、
    つまり聞ける、しっかりと発音できる学び方が何より大切なことえを
    忘れてはならないかと考えます。

    但し、聞き流しはだめです。ただ聞いているだけで言葉は身につきま
    すか? だとしたら日本人いや英語学習者の全てが英語の達人になって
    しまいます。言葉にルールがあります。そのルールと、それに基づいた
    表現の理解と言葉を実際に使ってみる努力と、それをするための一定の
    期間が無い限り言葉は身につきません。これは英語、いや全ての言語を
    学ぶ方々に共通し言えることです。

    英語教育携わる皆様、僭越でかつ当たり前とは存じますが、音声と言語
    表記の一体化、読み聞きに加えて、正確に話すこと書くことご指導の中
    に是非加えてください。中学高校という最も人が、精神的・知力的に成
    長する時期を大切に責任を持って接していきませんか。

    次回はそんな思いを具体例を交えながら・・・。
    最近参加された大人の生徒さん達についてもお知らせ予定です。
      


  • Posted by 小田切 寛 at 03:52Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    TOEFL導入前に!! 使う英語講座も実施!!

    2013年04月13日

    こんにちは。

    早4月も中旬、ゴールデンウィークの声も聞こえる季節になりましたね。
    季節の移り変わりは実に速いものです。

    さて今日はTOEFLという試験についてちょっとだけお話しをします。
    TOEFLは、TOEICと同じEducational Testing Serviceという米国の
    テスト開発実施機関が行っている試験です。主に米国(英国・豪も含
    む)の大学・大学院入学のために必要な英語力を検査する試験として
    開発され、幾度かの変遷を遂げてきました。現在は、TOEFLiBTとい
    うオンラインで受験する形態をとっていて、年に30回以上実施され
    ています。最初のバージョンPBTは日本での受験はほぼ難しいよう
    です。今後はiBTに統一されるのではないかと思います。

    Speakig, Writing, Listening, Readingの4セクションから構成され、
    ヘッドセットをつけてコンピューターと向かい合って受験します。
    Readingセクションを除いて、listeningが随所に混在しトータル4時間以
    上のタフなテストです。例えば、Speakingは、大学での講義やキャン
    パスでの学生の特定のトピックについての素材を聞き、どんなやりと
    りがされているのか、議論の対峙内容、要約などを決められた語数で
    構成し英語で説明します。話した内容は録音され、ネイティヴによる
    採点がなされます。Writingも似た形式をとっています。Listeningに加
    え、特定トピックの文章とそれに関連した学生の議論を聞き、内容の
    比較や反論内容、または意見の記述などを同じく決められた字数以上
    でタイプします。また同時にどちらも特定話題についてのインディペ
    ンデントなエッセイやストーリー作成を求められるのです。Listening,
    Readingは、経済、政治、科学、社会という多岐に渡る分野から素材が
    厳選され、基本的にはその内容に関する質問に答えていくものですが、
    出題形式かなり複雑なものが多く、単に聞けて読めるだけでは解答が
    難しいものが含まれています。満点は120点、各セクション均等に30
    点ずつ配分されています。米国高位大学入学には80点、大学院入学に
    は100点以上程度の点数が求められます。

    基本的には、実によくできた英語の総合力を評価できる試験です。こ
    の試験の質の高さは別として、これを日本の大学受験の関門に導入す
    るという先日の提言、思慮が必要かもしれません。この試験は、あく
    までも英語圏の高等教育機関に入学するために開発されたもの、日本
    の大学はその授業のほとんどが日本語で行われていることとの食いを
    まず括りとして、解決しなければならないでしょう。また反面、この
    難解な試験をクリアするためにどんな準備が必要か考え整備していく
    ことは、極めて大切なことです。当方が国際センターでTOEFLを教え
    ている若者達の多くは80点、4分の1程度の生徒は、100点以上を獲得
    します。でも彼らは帰国子女だから。日本の教育制度の中のみで英語
    教育を受けてきた子供達には、なんとも酷な試験です。

    もし本当にこの試験を導入するのであれば、大学側の授業のあり方と
    高校側の英語プログラムを相当軌道修正しなければならないでしょう。
    中学高校の英語教師、使う教材、ALTとの協同授業など様々な体制基
    盤が必須です。TOEFLは、英語総合力に極めてたけた日本人教師か英
    語教授法に通じたネイティブの先生が教授することが望ましく感じま
    す。そんな人材育成を今後どう進捗させていくかが課題とも思います。
    最終的な目的と実施することの意義を再度確認し、様々な次元で練り
    こんでこそ本当に子供達の将来のためになる英語教育が実現すると確
    信します。

    当教室もこれまでプライベイトで大学生を中心にTOEFL講座を実施し
    てきました。それはこの試験がとても完成度の高い試験だからです。
    ただ実力をつけるには、例え英文科の学生さんでもかなりの時間と努
    力が必要になることは事実です。今後も展開を見守りながらできるこ
    とを模索しようと思っています。

    ところで、当教室のボランティア部門UPESの「使う英語」講座実施
    ほぼ確定してきています。初回は4月20日、その後は27日当教室にて
    実施、5月は調布市教育会館にて18日、25日、いずれも18:30から1時
    間30分で予定実施いたします。TOEFLは飽くまでも教育制度の中で実
    施されるものですが、言葉の原点は使うことにあります。これを忘れ
    なければ、高校大学生、社会人の方々すべてに共通する言葉の意義も
    自ずから見えてくる気がします。是非、気軽にお問合せを。。。

      


  • Posted by 小田切 寛 at 21:30Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    TOEICって? そして英語の力って?

    2013年02月24日

    こんにちは。

    先日、東京12チャンネル23時からのニュース番組で、企業での英語力
    の必要性について、ショートのコーナーですが話題として取り上げら
    れていましたね。現在英語力の代表的な指標であるTOEICのメリット、
    デメリット、それに加えそのデメリットを補完するための英語テスト
    の開発についての取材、興味深かったです。

    NECが開発したスピーキング力を測るコンピューターによる試験、
    TOEFLのスピーキングパートのような実践力重視の趣旨に基づく評価
    方法であると、良い意味で類似性を感じました。しかし、そうした実
    践的な英語力をどこで身に付けたらよいのでしょうか。英語力の必要
    性に対する社会や企業が実践する業務からの要請は高まる一方で、そ
    の要請に即応できる力をつけることは時間と工夫を要します。

    「使うための英語」には、学び方があると確信しています。特に大人
    の方々が学ぶ方法は、語彙や文法、リスニングのように分けて、断片
    的に学んでいては実践力に近づくことは難しく、大きな時間のロスを
    生じます。大人の方は言うまでもなく、中学生以上であればとても効
    率的に「使う英語」は身につきます。

    日本の環境の中で、視覚や聴覚を基本とする、いわゆる我々が日本語
    を身に付けてきたような習得の仕方で英語力をつけることは、特別な
    環境を除いては不可能に近いかと考えます。だとすると他にどんな方
    法が・・・? 答は、思考力と理解力、そして情報維持力です。どの
    言語にもルールがあります。そしてルールを基に表現は出来上がって
    いるのです。無論、英語は不規則事項も多く含まれていますが。そし
    て更に注目しなければいけないのは、語の使い方。特に動詞は、様々
    な構造をとるため、規則性を見出すことはかなり難しく、一つ一つの
    構造を頭の中に溜めていくことが大切なのです。

    こうしたルールや語の持つ構造を辞書や参考書、英語教材で一つ一つ
    覚えていくこと、なんだかしんどそうですね。同時にこれが実践力に
    結び付くとも考えにくいです。何より言葉を使ってみる機会が欠落し
    てしまいます。

    そこで前述した中学生以上なら・・・の学び方が登場です。まずはリ
    スニングから入って(状況に応じてリーディングでもよいでしょう)、
    そこに潜んでいるルールと語の意味、そして語と語の繋がりを思考力
    で理解し内容を把握すること。そして聞いた、または読んだことを口
    に出して言ってみること。仕上げは、理解した内容や語の意味、表現
    の構造を使って自分自身で英語を話すことです。 聞いた内容を自分
    の言葉で描写し、内容について尋ねられた質問に英語で答えること。
    苦しくても絶対に日本語を使わない時間を定期的に設けて、話すこと
    を実践しなければ英語力は向上しません。最後は、自分の話した、ま
    たは書いた英語を第3者に直してもらうことです。逆に言うと直して
    もらえる環境があるなら、とにかく話す、書くことを、間違えを気に
    せず試みることです。この繰り返し以外に力をつけることはかなり難
    しいのではないでしょうか。

    学ぶ方法や教材が溢れている現在、「どうやったら英語って身につく
    の?」と逆に考えてしまいますね。でもまずは、言葉の基本に返って
    「使うこと」を意識して学ぶことを最優先していかがでしょうか。そ
    れもルールに忠実な語の使い方の正しい英語で・・・。

      


  • Posted by 小田切 寛 at 08:00Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語はいつも言葉、ちょっと小さい英語教室で…!!

    2012年11月10日

    こんにちは。

    朝晩の冷え込みは、冬を感じるほどになってきましたね。毎年11月に
    なると新宿の老舗天ぷら屋さんでハゼの天ぷらを1、2回だけいただく
    のですが、今年は全くハゼが取れないそうです。松島産の大きな見事な
    ハゼで、年に一度の贅沢なのですがなんとも残念で仕方がありません。
    今年はもう入らないかもしれないと、お店の方に言われ落胆しておりま
    す。

    ハゼはさておき、今日は毎週日曜日の午前中に実施しているTOEIC対策
    TF800コースについて少しお話します。このクラスは現在3~4名で授
    業をしています。日本企業の会社員の方2名、外資IT大手企業の管理職
    の方、それに今年当方の大学生就職支援プロジェクトを経て日本企業か
    ら内定をいただいた大学4年生で実施しています。皆さん、大変熱心で
    リスニング・リーディング演習、ボキャブラリークイズ、文法集中演習、
    それに何よりリスニング素材を使っての英語による状況説明、内容描写、
    そして問題に関するディスカッションはいつも熱が入ります。

    中でも外資のノブさんは、実にビジネスの現場に周知した上での議論を
    持ちかけてきてくれます。ついこの前は、リスニングに環境保護プラン
    トを手掛ける民間企業が、発展途上国に水質浄化施設を建設し現地の経
    済発展に貢献し、今後も事業を拡大していくという英語リポートで議論
    が白熱しました。このリポートに関する質問の一つに、その企業はどの
    地域にターゲットしてプラント建築を進めるかというものがありました。
    その発展途上国は人口分布もまばらで、盛んな産業もなく雇用も充分で
    はないことがレポートの中では陳述されていて、地形的には長い海岸線
    を持ちかつ山岳地帯を有する設定でした。報告の中では、地域の経済活
    性化と雇用創出という目的が明言されていたのですが、実際企業は地形
    的な問題から首都から離れた人口の極めて少ない地域に浄化施設を建設
    したという叙述もされていました。4つの選択枝のうち2つは大変微妙
    なもので、一つは、経済の中心からかなり離れある意味孤立化した地域、
    もう一つは、地域全体の人口は少ないものの雇用を必要とする人々が住
    む地域というもので、ノブさんはこの後者の雇用重視の答を選択しまし
    た。しかしながら解答は前者の孤立化した地域だったのです。

    TOEICという試験は、客観的に事実として述べられていることを正答に
    する傾向があるため、ビジネスの現実や目的を深く解釈してしまうと誤
    答を選択してしまうことがよくあります。ノブさんは、この話し手の趣
    旨から考えても間違いなく雇用を求める人々の居住する地域に浄化施設
    は建設されたのだ、でなければ企業が現地に密着し事業を拡大すること
    は難しいという論旨で主張されました。無論、私は彼の考えを十分理解
    している旨伝えた後、実際プラントが建築された部分の報告がされてい
    る箇所を聞き直し英語の解釈を説明しました。最終的に彼も納得、わず
    か1分20秒程度の英語リポートに30分近い時間をかけ英語で議論す
    る、それが当教室の授業の特徴の一つかもしれないと思いました。もち
    ろん他の生徒さんもそれぞれの判断を英語で話、実に興味深い授業でし
    た。

    当方の授業は様々です。これはビジネスパーソンが中心に集まる実践的
    TOEIC対策コースでのお話ですが、でも本当に英語の基本から一から積
    み上げていく授業も多く英語を話せるように聞けるようになりたいと思
    われる生徒さん達、英語を言葉として楽しまれている方々で一杯です。
    何とも毎日、私も幸せな気分で日々過ごしています。

    来月から高校生、大学生院生を中心とする就職活動が始まりますね。英
    語を使うことをいつも念頭に学んでいただくことを念じて止みません。
    それがきっと自分の道を歩む上での一助になることをいつも心に抱きつ
    つ生徒さんと接しています。そして英語を学ぶことでご自身の世界が一
    層広まり、生徒さんの心が豊潤な思いに満たされることを願いながら進
    んで行きます。
      


  • Posted by 小田切 寛 at 08:30Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    英語力を身に付けよう!! 秋本番、TOEIC対策も!!

    2012年09月22日

    こんにちは。9月の連休も今週末で終わりですね。最近、本当に
    時間の流れの速さを感じます。

    同時にいよいよ秋本番!! ようやく暑さも治まりつつありますね。
    英語を始めるのには最適な季節になりました。以前お伝えしまし
    たように、土曜日夕方にTOEIC対策TF800初・中級コースを増設し
    、現在月曜日19時からのTOEIC中級コース、そして日曜日午前10
    時からの上級者コースと選択していただける幅を充実させました。
    選択されたコースでお仕事など都合が悪くていらっしゃれない時
    は、他のコースでの振替受講も可能です。コース間で行き来する
    ことで、違った生徒さんと触れ合う機会があると共に上級者の方
    々は再度基礎を見直すことができ、初・中級者の方々は高いレベ
    ルの授業内容を体験できます。こんなコース受講に関する柔軟性
    が当教室の特徴でもあります。

    本コースのTOEIC対策は、一味違います。単に得点向上のみを目
    指すのみならず、リスニングの素材を生かしてスピーキングの練
    習お取り入れています。解答した後に会話やトークの内容を英語
    で状況描写したり、内容に関する質疑応答をする中で英語を作る
    、表現することを実践します。またいかに適切で正しい英語を話
    すことができるかを追求するため、生徒さんの話す英語をホワイ
    ト・ボードに板書して正確な英語に直したり、生徒さんの話す英
    語をベースに更に適切な表現に口頭で言い直していただく練習を
    しています。もちろん、生徒さんのお力に合わせて英語と日本語
    の使用比率は、柔軟に調節して授業を実施します。

    英語をいつかは始めようと考えていらっしゃる方、仕事や就職で
    英語力が必要になりつつある方々のために態勢づくりを続けてい
    きます。むろんTOEIC対策に限らず、初歩から上級者の方々のた
    めのコースを各種設定しています。

    秋から英語を!! とお考えの方、いつでもお問合せください。
    今日は、秋に向けての宣伝に終始してしまいました(^^;

    次回は、またまた教室の生徒さんについて、「ちょっとびっくり」
    なお話をします。


    ◆お問合せ

    電話:042-486-2004
    e-mail:good-performer@jcom.home.ne.jp
    URL: http://chofu.com/good-performer/
      


  • Posted by 小田切 寛 at 09:50Comments(0)英語を学ぶポイントは?

    言葉としての英語習得って。。。?

    2012年06月12日

    こんにちは。

    いよいよ梅雨入り、5月からの不順な天候が梅雨入りと共に正に雨がち
    な天候に変りましたね。温暖さも激しいこの季節、体調管理には気を
    つけて過ごしてまいりましょう。

    ところで、これから英語学習について少し内容的に突っ込んだ事柄を
    取り上げて、義務教育の英語も含めお話していくことにしました。
    英語は、漢字、カタカナ、ひらがなと文字が豊富な日本語に比べると
    ABC...しかないためとても単純で明確に、語、句、文の構成ができて
    いますね。でも実は表現の観点から見ると、とても繊細にできた言語な
    のです。

    今日はちょっとそのさわりを。。。見てみましょう。

    日本語と比べて、精緻で繊細にできている表現の一つは「時制」です。
    つまり「現在」「過去」「未来」という表現が実に細かく使い分けされ
    ています。例えば、日本語で「彼は本を読みます。」といったら時制は?
    きっと「現在」または「未来」の二つの時制で使われますね。というのは
    「彼は明日本を読みます。」とすると未来ですし「彼は本を読みます」
    と言っただけであれば「彼はは読書好きなのです」という現在の彼の状
    態を伝える表現になります。

    前者は英語では、
    ・He will read books tomorrow. であるのに対して
    後者は英語で、
    ・He reads books.
    になりますね。ではでは一見簡単に見える後者の現在を表す文とは一体
    通常どんな意味を表すために生まれてきたのでしょうか。
    これに加えて
    ・He is reading a book now. はもちろん、
    ・He is reading a book after dinner.
    という表現を用いる状況もあり得ます。

    確かにこれらの使い方が多少はっきりできていなくても、英語は状況の
    なかで理解され、コミュニケーションできてしまう部分もあります。でも
    「時制」に関してだけでも、折角これだけの多様な表現があるのですから
    しっかりとした使い分けができたら、とても綺麗で正確な言語表現ができ
    ます。

    時制は、あくまでも1つの例ですね。語1つとっても、日本語では全て同じ
    状況で然程支障なく使える言葉が、英語では似た意味の語が多く繊細な使
    い分けをしないとおかしな表現が出来上がってしまいます。

    みなさん「認識する、気づく」という英語ではどれだけあって、どんな使
    い分けをしていると思いますか? 教室では、こうした表現を重視して、
    授業を進めます。なぜなら英語は言葉であることとこれが明確にならない
    と話す、書くはもちろん、聞くことや読むことにも大きく影響してしまい
    しっかりしたコミュニケーションができないからです。

    今の日本の英語学習、もう少しこの点に焦点を当てる必要があるのではと
    思います。単語を覚えるだけで言葉は表現できますか?いや、無理です。
    英語の特徴と作り、ルール全てが頭の中に蓄積されて始めて言葉になりま
    す。

    これから、こんなこと少しずつ書いていきます。  


  • Posted by 小田切 寛 at 09:45Comments(0)英語を学ぶポイントは?